シロアリの非接触検知実験


 H23年度に(独)森林総合研究所シロアリ飼育槽でシロアリ検知実験を行いました。この実験は、24GHz帯ソフトウェアレーダ装置(当研究室が開発した汎用レーダ装置)を使用し、2周波CW変調方式を採用して行いました。環境雑音が比較的少ない条件下での予備的な実験であるものの、距離50cmからでもシロアリの活動に相当する帯域内ドップラ周波数の電力[dB]として環境雑音より10dB程大きい値を得ることが出来、非破壊・非接触でのシロアリ検知が期待される結果となりました。



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(独)森林総合研究所におけるソフトウェアレーダでのシロアリ検知実験風景



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レーダと木材との距離を変化させたときの受信電力の変化



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