稲葉研究室では、電磁波等を用いた計測方式、および計測システムの研究を行っています。
主な応用は車載レーダ、安全運転支援システム、非破壊検査、生体計測などです。企業や、研究機関との共同研究プロジェクトとしても取り組んでいます。当研究室では、変復調方式や信号処理の提案を行い、シミュレーションによる評価と電波暗室実験や実フィールドでの実験的検証を行います。また、ソフトウェアにより任意の送信波形を生成することで既存の変調方式のみならず独自の新しい変調方式も実験することが可能なソフトウェアレーダ装置、研究室独自の変調方式を採用し特定小電力無線局規格を満足し技術適合証明を取得したリアルタイムミリ波レーダ、および24GHz小型レーダを保有し、様々な状況での実験的研究を行うことができます。なお他大学・機関等からの博士(後期)学生、研究生なども積極的に受け入れています。