LFMパルスの非線形帯域合成法(Non-Linear Synthetic Wideband Waveform of LFM pulses以下、NL-SWW)は、 LFMパルスを周波数ステップ(異なる送信周波数で信号を時分割に送信すること)させ、狭い受信機帯域幅にて高距離分解能を実現するLFMパルスの帯域合成法(Linear Synthetic Wideband Waveform of LFM pulses以下、L-SWW)において課題であった帯域合成(IDFT)処理後の高い距離サイドローブおよびグレーティングローブに対し、図1に示すようにLFMパルスを非線形周波数ステップ(各LFMパルスの周波数間隔が不等)させる送信波形を用いることにより、図2に示すように帯域合成(IDFT)においてL-SWWと比較して、受信信号の電力損失なしに距離サイドローブの低減を可能としている。
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